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合宿所選び担当者様必見『絶対に失敗しない合宿所選び』とは?

シュライン新宅のオーナー夫妻は元旅行会社の営業社員でした。旅行会社の営業マンと合宿専門宿泊所が明かす『絶対に失敗しない合宿所選び。たった二つのポイントをご紹介します。




他の合宿に比べて、武道合宿はハードで過酷な稽古になりがちな上、合宿の期間も長く、非常にストレスがたまるものとなりますので、合宿所選びはとても重要です。





合宿所が毎年決まっていればよいのですが、そうではない場合は、毎年毎回探さないといけません。行った先の評判が悪ければ、部員や先輩、OBに何を言われるかわかりません。合宿担当者さんは頭の痛いところですね。




合宿所選びは、合宿担当者様の腕の見せ所です。沢山のポイントはありますが、最低たった二つの項目をチェックしておけば大丈夫なので、失敗しないためにも、やる気のある方は是非一読してください。

(※当宿が合宿所として最適だという事ではありません)

◆補足◆
自分でやるのが面倒な場合は旅行会社さんにお願いするのが手っ取り早いです。検索すればすぐにHITしますので調べてみてください。
※旅行会社に頼む場合は、学生の合宿を専門に取り扱っているような会社をおすすめいたします。



まず最初に


「絶対失敗しない合宿所選び」その前に

合宿所を探し始める時期


がとても大事です。

良い合宿所ほど早く予約でいっぱいになってしまうので、できれば

1年前がベスト

です。

1年前というとまだ新入部員も決まっていない時期ですが、最終的な人数の報告は、合宿日の一か月くらい前に宿(又は旅行会社)へ報告すれば大丈夫なので、おおまかな日程(今年度合宿を行った日程)で、仮予約を入れておく事をおすすめします。(但し、仮予約のオールキャンセルは、宿泊所や旅行会社に多大な迷惑がかかるので、全取消は早めにしてください。場合によっては違約金を徴収される事があります)


少人数の団体様ですと、1年前でもなかなか予約を受け入れてもらえないことがあります。

特に8月は宿舎(合宿所)にとって一番の書き入れ時ですので、10人のお客様より50人100人と人数の多いお客様を受け入れたいと思っています。


「予約をしようと電話したら1年前なのに断られた」

ハイシーズンにおいては、体育館や宿舎のお部屋が空いているのに宿泊客の人数が少ないために断られるケースが多々あります。

そのような場合は

他の団体と合同合宿をして予約をする
または
今まで8月に行っていた合宿を思い切って9月に変更するのが効果的です


日程変更は難しいかもしれませんが、合同合宿はとてもお勧めでメリットはたくさんあります。

お互いに学べる部分もありますし、なにより練習試合をすることにより、過酷な武道合宿においてモチベーションアップにつながります。

宿舎によっては、各チームごとに部屋割をフロア別々にすることもできます。

実際、シュライン新宅でも合同合宿が急増しております。是非検討してみてください。




それでは、絶対失敗しない合宿地選びの本題に入ります。




【絶対失敗しない合宿地選び たった二つのポイントとは~武道合宿編~】




    point1 「体育館内の暑さ対策」
 point2 「使われている畳の質」



最低この二点でOKです。必ず確認しましょう。





合宿は真夏のとても暑い時期に行われますので、武道場の暑さ対策はとても大事なポイントになります。


窓が少なく、喚起も悪ければ、武道場内が蒸し風呂状態になる可能性があります。


そのような体育館武道場で稽古を始めたら、とたんにばててしまい、稽古どころではなくなってしまいます。


体育館内は室温が外気温より10℃ほど上がりますので、熱中症にもなりやすく、最悪病院へ往復の毎日となりまともな合宿ができません。

高原地にあり体育館内が涼しい環境なら良いのですが、酷暑が予想される中、風通しがよいかどうかは夏季合宿において非常に大事なポイントです。



宿泊施設に

「体育館は暑くないですか?何か対策されていますか?」

と聞いてみましょう。


「大丈夫です」と言われたら心配ないと思います。



この場合よく言われのるが

「夏なので暑いです」
「扇風機はあります」

的な回答で
こちらは注意が必要です。


扇風機があるだけでは、体育館内の暑い空気を循環することだけになります。



何も対策をされていなかった場合は、最低でも

水道ホースを利用してクールダウン場をつくっておきましょう。






また、畳が固いと怪我を恐れて思い切り稽古ができません。



畳を使用する稽古なら、畳が安全かどうか。床を使用する稽古ならば、床にささくれ等がないか、柔らかさはどうかを必ずチェックしてください。


畳を使う稽古は、畳の種類によって怪我につながります。特に硬い畳は要注意です。できるだけ柔らかい畳がよく、できれば柔道専用畳を採用している稽古場がベストです。



体育館等に畳を敷いて利用する場合は、畳がずれたり、同じ種類の畳でないと段差ができたり、怪我の一因となります。床を使う剣道部は硬い床だと足にマメができてしまいます。



怪我をする確率が高くなると、満足な稽古をする事ができません。これでは、せっかくの合宿が台無しになってしまいます。




宿泊施設に

「畳はやわらかいですか?」

と聞いてみましょう。


即答で「大丈夫です」と言われたらほぼ問題ないと思いますが、万が一「普通の畳です」とか「よくわからない」等と言われましたら下見に行ったほうがいいでしょう。






以上が、絶対失敗しない合宿先選び二つのチェック事項です。








この2項目がクリアできていれば、その他、宿泊施設や設備等に多少問題があっても気にならないです。








武道系合宿では

宿泊施設の充実(豪華さ等)より、体育館設備の充実を重視したほうが良いです。

練習場(稽古場)を最優先するようにしてください。




練習場さえ良ければ他は目を閉じる事ができるものです。他の条件が悪くてもそこを最優先して合宿地を選んでください。


又、宿泊料金は、とても重要な判断基準ですが、失敗しやすい選択の最も高い項目です。




「安さで宿泊先を選んだが、失敗した」と言う声が非常に多いです。


他に比べて宿泊料金が安い=体育館武道場の設備も悪い

というケースが本当に多いので、必ず体育館の設備や畳の質を確認してくださいね。







繰り返しますが、練習場(稽古場)の環境を最優先して合宿地を選ぶことが大事です。


合宿は旅行に行くわけではありませんので
旅館だけが良くても、稽古場が悪いと合宿はうまくいきません。

安全で快適な稽古場で稽古をすることで十分な稽古ができ、合宿自体が充実した内容となります。





そして

充実した合宿を行うことで、試合などで成果を出せるようになります。

最後に補足です。


合宿当日ですが、買い出しや、病院への搬送など、車が1台あると非常に便利です。

怪我が付き物の武道系合宿では、病院が歩いて行ける場所にあれば良いですが、ほとんどの合宿地がそうではありません。

宿泊施設による病院への送迎が見込めない場合は、公共機関(タクシー等)を利用することになります。
可能なら、どなたか車を出す方を決めておきましょう。





以上をもちまして、絶対失敗しない合宿地選びを終了いたします。






ここまでお読みいただいた貴方ならきっと大丈夫です。



是非、充実した合宿をおくり、合宿の成果をいかして試合等に望んでください。


皆様の合宿が成功しますよう心より願っております。





最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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